いちごおれはお好きですか?
「教室、戻りますか?」
『ん。』
先輩は私の手をつかんで、教室に向かって歩き出した。
先輩は何で普通に私の手をつかむのかな…
そんな些細なことでも、私はドキドキしちゃうんだよ…////
ガラガラッ…―――
教室に戻ると誰もいなかった。
そのかわり私のバックの上に
手紙が置いてあった。
『私と先輩は先帰るよー!だから椎名先輩と二人で帰ってきてね♪』
美也のやつ…
「先輩、帰りますか?」
先輩はコクリと頷いて、バックをもって教室を出た。