中2的人生論

私は私、あなたはあなた

教室に戻ると
みんなはいつも通り
グループで集まり
会話をしている。

そんなクラスメイトを
気にすることなく
自分の席へ着く。

すると、
私の目の前に人。

「また保健室?
一人ってつらいもんね。
逃げるしかできないん
だよね。可哀想だね。」

私に前にも可哀想と
言った奴だ。

そいつはクラスの
中心的存在であり、
そいつが言ったことは
絶対なのだ。

いつもだったら私は

「あはは…
可哀想かな…?」

なんて笑って怒りを
ごまかしているけど…

今日はそうはいかない。

中2病の怖さ見せてやる。
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