【短編】花咲か兄さん【企画】
それから何となく
花が萎んで見えた。
さっきまで言葉が
勝手に出てきたのに
みっくんの話に
頷いているだけだ。
『チャララー…*』
その時メールが届いた。
みっくんが良いよって
言ってくれたから
私はケイタイを開く。
「あ、南からだ……」
『
件名:楽しんでる?(^-^)
お色気作戦は効いてるかな?ってか
効いてるに決まってるんだから
自信もってよ*
花はいっつも
引いてばっかりだから
たまには押してみるのも
良いんじゃない?
健闘を祈るぜ(*^□^*)
南より』