pinkな関係 そのみ×大河【完結】
となりに座る彼の肩がときどきぶつかる
先輩はあのとき前に座ったなぁ…
誰もいないその席を静かに見つめた
ゆっくり動くその箱が頂上に着こうというときだった
「白石…」
自分を呼ぶ声に振り向く
まっすぐ見つめる吉原くんの眼差しに
ドキン…と心臓が跳ねた
あたしを捉えたままの眼差しが
少しずつ近づく
これ…って…
まさか…?
先輩はあのとき前に座ったなぁ…
誰もいないその席を静かに見つめた
ゆっくり動くその箱が頂上に着こうというときだった
「白石…」
自分を呼ぶ声に振り向く
まっすぐ見つめる吉原くんの眼差しに
ドキン…と心臓が跳ねた
あたしを捉えたままの眼差しが
少しずつ近づく
これ…って…
まさか…?