pinkな関係 そのみ×大河【完結】
room28 もっとpinkな関係
春の日差しに包まれる


太陽が痛いくらいの今日は待ちに待った大河と旅行の日





ガタンゴトンと規則的に揺れる電車にのってもう何時間たつだろぅ…


繰り返される田舎の景色にも少し飽きてきた。





「次降りるよ。」


「うんっ」



ぎゅっと握られた手


隣にはたったひとりの王子様。





付き合ってけっこう経つのにいまだに見とれちゃうあたしっておかしいのかな…?


だって…それくらいカッコいいんだもん♪




綺麗な黒髪がわずかな窓の隙間から入る風に泳いでる



「なに?」



「ぇっ!な、んでもない…」




見とれてたなんて…おかしい子だと思われるょぉ…\\

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