お姫様は妄想族。
「無理だ。」
ほら、無いんじゃない!
「あっそ!サヨナラ。」
違法な行為はしたくない!絶対嫌。
「分かった。見せたら乗るのか?」
無いんじゃないの?
「乗ってあげてもいいよ?」
持ってるんならみせてみなさいよ?
「はぁ…。これ。」
同一人物ですか?
今→藍色の髪色
免許→金髪
そして、いかつい!
まじ。
「だからいやだったんだよ!」
なんかすいません。
プライバシーの権利犯してすいませーん、
「ご、ごめん。今の髪色の方がアタシ好きだよ、」
藍色が綺麗だから、もう金髪にしないで、
「え、?」
「藍色の方がいいよ?君には藍色が似合うね?金髪は似合わない。もう染めちゃだめだよ!」
いかつく見えてマイナスだ。
「ふ、やっぱり気に入った、乗れよ、」
「あ、安全運転でお願いします。」
約束は守るよアタシ。
「ん。分かった。」
ホントに分かってんのかよ。
「君。名前は?」
知らないんだよね。
今更だけど、
「…、柊 颯真、」
颯真か。
「よろしく、柊くん!」
「颯真、颯真でいい。」
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