君に恋した
『おばさんお久しぶりです。急にお邪魔してすみません。』
「そんなこと気にしなくていいのよ。」
『はい。2、3日お世話になります。』
「そんなにかしこまらなくていいわよ。さ、上がって。」
『はい。』
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「ふうー。なんか疲れちゃった。」
『私も。』
「でもさ、香凛が階段から落ちた時、中村すごかったよ~。」
『え?』
「なんかすごい勢いで駆け寄って"春瀬!!大丈夫か!!"って言って、あたしが救急車呼ぼうとしたら、いきなり香凛をお姫様抱っこしてさ、自分の車に乗せて病院に連れてっちゃったんだよ。ビックリした~」
『え?』