君に恋した
新学期

クラス替え



ピピピ――――






『う~ん…もう少し…』






目覚ましがなったけど睡魔に勝てず二度寝しようとすると―――







「香凛!!遅刻するぞ。」







『………。』






「新学期そうそう遅刻とかやめてくれ…。」







『わかった!着替えるから出ていって!』









「へいへい。」






中村との生活にもだいぶ慣れた。







家事全般こなせる中村に最初は驚いたが、今となってはなんでもやってくれるから楽でいい。







「俺、先いくから戸締まりちゃんとしてから学校行けよ。」








『はーい。』








――――
―――
――





< 142 / 292 >

この作品をシェア

pagetop