君に恋した
放課後に見たことと、蓮が好きなことを話した。
「……ちゃんと見たわけじゃねぇんだろ?」
『……うん。』
「…だったらまだ決まったわけじゃないんだから、そんなに落ち込むなよ。」
『………。』
「……ちゃんと気持ち伝えろよ。」
『ちゃんと伝える。』
「そうと決まったら、その顔どうにかしろ。」
『顔?』
「鏡見てみろよ。」
『?』
そう言われて、近くにある手鏡を見ると……
『うわっ何これ!?』
「あはは…超ぶさいく。」
『………。どうしよ…。』
たくさん泣いたせいで、目が腫れて大変なことになっている。
「とりあえず、目冷やして早く寝ろ。」
『……わかった。』
お兄ちゃんに言われた通りにして、早く寝ることにした……
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