君に恋した
『……そうだよ。ヤキモチだよ。』
「/////。」
『蓮が他の人にとられちゃうと思ったら怖くなっちゃったの。本当はもっとちゃんと告白したかったんだけどな~。』
「どんな告白でも、俺は気にしないよ~。」
『蓮は、キ、キスしたことあるでしょ……?私、初めてだから緊張する…。』
「あるけど、これからは香凛だけ。香凛しかいらない。」
そう言って、真剣な顔になった蓮。
ゆっくり顔が近づいてくる。
そっと目をつぶる。
静かに重なる唇。
「なんか……やばい。俺、香凛のことどんどん好きになる。」
『私も……もう私以外の人に優しくしないで……』
「うん。」
二人で照れ笑いしながら家に帰った。