君に恋した
と言うことで、私の生まれ育った施設に来た。
『おばちゃん、久しぶり。』
「あら、香凛ちゃん。俊哉くんとは仲良くやってる?」
『うん。』
「そう。あら?そちらの方は?」
『えっとー。わ、私のか、彼氏の倉原蓮くん。でこの人が私の育ての親の高梨百合子さん。』
「は、初めまして倉原蓮です!」
「初めまして。こんなイケメンが彼氏なんて羨ましいわ~。」
『おばちゃん。素敵な旦那さんがいるのに…。』
「蓮くん、香凛ちゃんお嫁さんにどうかしら?」
ふふっと笑うおばちゃん。
「え!?/////」
『お、おばちゃん/////』
「あ、でも俊哉くんが許さないか。」
『もう!!おばちゃん!!変なこと言わないでよね!!』