君に恋した
「変なことなんて言ってないわ。私、あれ言われてみたいの!!」
『あ、あれって?』
「"娘さんを僕にください!!"ってやつよ。」
『/////。』
「/////。」
『お、おばちゃん何言ってんの!?』
「いいじゃない、香凛ちゃんは私の娘同然なんだから。」
『それは、そうだけど…』
「香凛お姉ちゃん!!」
その時子供の声がした。
『あ、咲ちゃん。元気だった?』
「うん!このお兄ちゃんだぁれ?」
蓮を見て首をかしげる咲ちゃん。
『お姉ちゃんの大事な人だよ。』
そう言う。
「大事な人?」
『うん。』
「初めまして。えっと咲ちゃん?お兄ちゃんは蓮って言うんだ。よろしくね。」
「うん!ねぇ一緒に遊ぼ!」
「『よし、遊ぼう!』」
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