君に恋した


一週間後――――





「香凛~!誕生日おめでとう!!」








『ありがとう。』







「はい!プレゼント!!早く開けて~!」








『うん。………写真たて?あと……ピアスとネックレスだ!ありがとう!』







「写真たては真吾から。」








「蓮との写真いっぱい入れてくれよな。」







『ありがとう。』








「で、ピアスとネックレスはあたしから~香凛に似合うと思って!つけて、つけて~!」







『うん。』







さっそく美桜からもらったアクセサリーを身につける。








『可愛い。本当にありがとう。』







「蓮くん。プレゼントは?」








「後でね。まだ秘密。」








「え~気になる!!」







「プレゼントは"俺"だったりしてね。」







っはは、と笑う真吾くん。







「そっか~じゃぁここで渡せないね。」






ニヤニヤしながら美桜が言う。





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