君に恋した
文化祭準備
体育祭が終わって、すぐ、文化祭。
「香凛早く~。」
『はーい。』
最近は劇の準備が忙しい。
蓮とデートも出来ない。
今日は手芸部の子に作ってもらった衣装の試着する日だ。
『おぉ~ドレス。』
「早く着て。」
『なんで、美桜いんの?』
「いいじゃん」
「じゃあ春瀬さん。これ着てみて。」
――――
―――
――
『どう?』
「春瀬さん!すごい似合う!」
『ありがとう。』
「なんか香凛さぁ、胸、でかくなってない?」
『そんなことないよ。』
「蓮くんの頑張りか……あたしも胸でかくなりたい。」
『………。』
「それに、色っぽくなった~羨ましい!なんであたしはこんなにちんちくりんなんだ?」
美桜さん………。
「蓮くん呼んでこよ~。」
『ちょっと美桜!!』