君に恋した


「あと1時間で、学校終わるから、それまで、待ってられるか?」







『寝てる。』






「じゃあ1時間後に迎えに来るんで、それまでお願いします。」





「はい。じゃぁ倉原くんは教室に戻りなさい。」







「え~。じゃあ香凛お大事に。」







『ありがとう。』







「先生、ちょっと職員室に行ってくるわね。何かあったら内線で呼んでちょうだい。」






『わかりました~』






一人になり眠りにつく。





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