君に恋した


『なんか蓮と二人っきりでまったりするの久しぶりだね。』




と言って蓮の肩にもたれかかる。





「そうだな。」




蓮に肩を抱かれる。




そしてどちらともなく唇を重ねる。




『なんか照れるね。』





「うん。」




『何する~?』



「エッチする?」



『すぐそういうこと言うんだから。……今日、女の子の日だからダメ。』



「残念。卒アルとかないの?」



『あるにはあるけど…。つまんないよ。』





「いいから見せて。」





『しょうがないなぁ~。………はい。』




引き出しの奥から引っ張り出して蓮に渡す。




「さんきゅ。」




< 239 / 292 >

この作品をシェア

pagetop