君に恋した
『なんか蓮と二人っきりでまったりするの久しぶりだね。』
と言って蓮の肩にもたれかかる。
「そうだな。」
蓮に肩を抱かれる。
そしてどちらともなく唇を重ねる。
『なんか照れるね。』
「うん。」
『何する~?』
「エッチする?」
『すぐそういうこと言うんだから。……今日、女の子の日だからダメ。』
「残念。卒アルとかないの?」
『あるにはあるけど…。つまんないよ。』
「いいから見せて。」
『しょうがないなぁ~。………はい。』
引き出しの奥から引っ張り出して蓮に渡す。
「さんきゅ。」