君に恋した
蓮side
今日は日曜日だから学校は休み。
一人でぶらぶら買い物中。
香凛は両親と話し合いって言ってたな…大丈夫かな?
心配だ。
適当に買い物し、帰ろうとすると、香凛の両親が前から歩いてきた。
「あら?」
「あ、どうも。」
なんか気まずいな。
そう思いながら相手の用紙をうかがう。
すると―――
「お名前聞いていいかしら?」
名前を聞かれた。
「倉原蓮です。」
「そう。蓮くん、香凛をよろしくお願いします。」
深々と頭を下げられた。
「そんな頭を上げてください。香凛は絶対に幸せにしますよ。」
「ありがとうございます。」
そうして二人は帰っていった。
蓮side 終わり