君に恋した

蓮の誕生日



「暇だね。」



『うん。』



今は美桜の家に来ている。



「蓮くんの誕生日は何するの?」



『とりあえず、30日から蓮の家に泊まる。で、誕生日祝って、初詣して帰る感じ。』



「香凛さぁいつもそんな格好でデートしてるの?」




『うん。』




私の私服はだいたい、夏はTシャツにショートパンツ。
冬はジーパンにTシャツ、その上にパーカーという格好である。
一言で言えばラフな格好だ。


初デートの時は、もっと可愛い格好をしていたが最近は全然しない。



「蓮くんに嫌われても知らないよ。」



『………。』



「よし!買い物行こう!」



『え?今から?』



「そうだよ。はい、行くよ!」



『分かった~』



美桜に言われて買い物に行くことにした。




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