君に恋した
美桜は左手を出して自慢気に言う。
「遂にもらったの!指輪!」
『よかったね。』
美桜はとても嬉しそうだった。
「あ!香凛!お泊まりと言えば下着は?」
『は?』
「香凛さぁ、いつも普通なの着けてるでしょ?」
普通なのって……
「新しいの買えば?」
『え~。でも、最近サイズ小さい気がしてたんだよなぁ~ちょうどいいし買おうかな。』
「………嫌みだ。」
そんなこんなで、ランジェリーショップに来た。
店員さんにサイズだけはかってもらった。
そして、下着を選ぶ。
『美桜も買うの?』
「うん。」
『ふ~ん。』
いろいろな下着を見て回る。
するとちょっとセクシーな下着が目に入った。
蓮が前に言ってたことを思い出す。
"セクシーなのがいいな。"
"ひもパンとか?"
思い出して一人で赤面する。