君に恋した


息を吸う暇もないくらい激しくキスされる。



「……今日は誕生日だから、俺の言うこと聞いてね。」



『…っ…うん。』



「じゃぁ、今度は香凛が愛して。」



『え!?』



気づくと、私が蓮の上に跨がった状態になっていた。




「いつでもどうぞ。」



『/////。』



ゆっくり蓮の体に触れる。



いつもこの体に愛されてると思うとドキドキする。



蓮の体にキスを落としていく。



私の愛が伝わればいいなと思いながら…。



一生懸命愛したあとに、蓮がとんでもないことを言った。



「……今度は俺の番ね。」



『え?』



「香凛を俺の好きにする。めちゃくちゃにしていい?」



『え!?ちょっと私もう無……』



無理と言おうとしたら口を塞がれた。



蓮さん。もう体力の限界です。



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