君に恋した
「…ん~。あれ?香凛どうした?」
『どうしたじゃないよ…。』
「香凛ちゅーして?」
まだ寝ぼけているのか、甘えん坊な蓮。
寝ぼけているとだいたい甘えてくる。
しかも寝起きは色っぽいときたら、こちらの心臓がもたない。
『はいはい。チュッ』
だるい体を起こしキスする。
「体、大丈夫?」
『大丈夫じゃない。』
「とりあえず服着るか。俺ら1日裸だし。風邪引きそう。」
そんなこと言われても、ぶっちゃけ動きたくない。
蓮はベッドから降り、服を着ていた。
『………。』
「香凛?服着ないの?さすがに俺ももう無理『違うから!!』
蓮の言葉を遮る。
のそのそ下着を探す。
『あれ?』
下着が見つからない。
『蓮。私の鞄とって?』
「ん?下着ならこれ着なよ。」