君に恋した


蓮の手にはあの下着が…。



『二日も同じ下着着れない。』



丁寧にお断りする。



すると



「昨日香凛が寝てる間に洗ったから大丈夫。」



まじっすか…。



「俺がはかせてあげる。」



『じ、自分でできるし。』



「体だるいくせに…。」



下着を手に近づいてくる。



「はい。こっちおいで。」



『………。』



「香凛が来ないなら俺が行くか。」



もう諦めよう…。



大人しくはかせてもらったのでした。



陽気にパンツのひもを結ぶ蓮。



「ブラは『つけれる!!』



「ちぇっ」



そして、昨日とは違うワンピースを着る。



「俺がいないときにこのパンツはくなよ?」




『うん。』






そして只今夜の10時。



「そろそろ行くか。」



『うん。』



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