君に恋した


疲れていた私たちはそのまま寝てしまった。



――――
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起きると、朝の9時だった。




「初詣行くか。」



『うん。』




近くの神社にお参りに来た。



お賽銭を入れてお願いをする。




『(蓮とずっと一緒にいられますように…。)』



チラッと蓮を見る。



蓮は何をお願いしてるんだろ?



私の視線に蓮が気づく。



「ん?どうした?」



『何お願いしてるのかなと思って。』




「それは秘密。」



『ふ~ん。』



「香凛は?」



『私も秘密。』




あははと笑いながら帰宅した。



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