君に恋した

お祝い



蓮を見送り家の中に入る。



『ただいま……パァン!!




いきなりクラッカーの音がした。



『……!!びっくりした!!何!?』




「香凛ちゃん卒業おめでとう。」



『真優香さんありがとう。あれ?今日夜勤じゃなかったっけ…?』



「変わってもらったの。大事な妹の卒業だもの。」



『そうなんだ。ありがとう。』



「いえいえ。じゃあご飯にしましょ。」




『はーい。』




ファミレスでは、話してばかりであんまり食べなかったからご馳走があって嬉しい。




今日はとてもいい日だったな。





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