君に恋した

戸惑い


ガチャ――――






走ってたどり着いたのは屋上。





『はぁはぁ……。』






ガン―――






ドアを蹴りつける。





『…っう、うー…』






"お前のことなんて誰も好きになんねぇよ"




"香凛ちゃんが好きだよ"






ダメ…他人なんて信じたら傷つく…。






自惚れるな。誰も私の事なんか好きにならないんだ。私は必要ない人間なんだ。









もう頭の中がぐちゃぐちゃだった――――





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