君に恋した


「まずはどこに行こうか~」






「美桜はどこに行きたい?」








「えっとね~…」








おいおい。








完全に2人の世界じゃないですか。








「なんか、二人の世界に入り込んでるね。」









『……だね。』








手をつないで、いちゃいちゃ歩く2人を見てため息をつく。








『はぁー。』









「せっかくだから俺たちも楽しもうよ!」









『………うん。』









「香凛ちゃん、その服可愛いね。」









『………あ、ありがとう…。』






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