君に恋した

エスカレート



週明けの月曜日。




嫌がらせは相変わらず続いている。





「で、どうなったわけ?」






『だから、どうもなってないってば。』







「じゃぁそのストラップは何?なんでちゃっかり付けちゃってるわけ?」





朝からずっと美桜の容赦ない尋問が続いている。






『イルカ、可愛いから。』







「ふーん。」






もらったストラップは何となく、携帯につけている。






「二人は付き合うと思ったのになぁ~」







『………。』





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