Believe

「なっ…!?」
家を出ると後ろには
ちょうどあいつがいた。
このあたりに
住んでるのだろうか。
そういえば
初めて会ったのも
近所の川原だった。

なるべく関わらないように
「おはよう。」
と一言だけ言って
その場を離れようとした。
でもあいつは
あたしの隣に並んで
歩いてくる。

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