花が咲くまで
「位置について~~~。」
雅は木の棒を持って道路の一番向こう側にいた。
にしてもすごく大きな声。
これは100mありそうな距離だ。
「よおい~~~~ドン!」
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「うわあ…疲れたー。」
「しろこさんに勝ったー!」
結果はりょうが勝った。
「負けたー。」
「でもしろこさん食べた直後だったしハンデだよ。」
りょうのそのささやかな優しい言葉は
あの時全く気づいてなかった