花が咲くまで


原君・・・。



なんでいたんだろう。



あたしは家まで走った。







翌日


リョウから電話があった


『もしもし…あのこんどのK地区の祭行くから』

「うん」

『あーいやなんて?えぇ?』

雅の声が聞こえる

なんで2人で電話してんのよ

『あっ!OkOk!アッしろこさん?』

「何?雅とリョウ。」

『ばれとるやんけ!』

「と恭平。」

『アホ!』

「何?」

『アッ。あのさ!K地区の祭であったら声かけて!』

「気が向いたらね。じゃあばいばい」

『アッうん。じゃあね』




全然楽しみなんかじゃなくなってしまった。



もう


冷めてるんだあたし。
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