俺様スギルあたしのだぁりん
龍牙side
『なぁ…3組に転校生来たのお前知ってた?』
転校生?こんな時期にか?
「興味ねぇよ」
『それがさ、まぢ綺麗でモデルみてぇなんだよ』
勝手に言ってろよ
全く興味がない俺は亮の話しを無視して屋上に向かった

屋上には既に誰か人がいた
女だ…ヤベー
逃げるか…そう思い戻ろうとすると…
『ねぇ!』
と声をかけられた。チッ…ばれたか
「あ?」
『あたし、佐々木聖華っていうの。今日ここに転校してきたの』
あぁ…こいつが噂の…
「あ…そ…で?何か用?」
『噂で聞いたよ。学校一モテるってね』
「ただの噂だろ」
『あなたの事好きって言ってる女の子は山ほどいるわよ』
何なんだよ…こいつ…一々苛々させやがって…俺…こいつ嫌いだ。
「さっさと用言えよ」
『あたしね…あなたの事気にいっちゃった。桐谷さんには負けないから』
はぁあああ?まぢわかんねー
何が言いてーんだよこいつ…
『じゃあ、一緒に教室まで帰りましょ?』

そういうと佐々木という女は俺の腕を引っ張り無理矢理教室に行かせられた…
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