ミニでなにが悪い!!
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予鈴が鳴り響く廊下を普通に歩き、教室のドアを開け、そしてHRまで机に顔を伏せて寝る。
それが、私の生活になっていった。
友達なんていない。でも欲しいわけでもない。
そんな変な感情が、ここ最近ずっと胸に留まっている。
ああ、思い出したくない。
今寝たら、確実によみがえってしまう。
寝るな寝るな寝るな…
そう警告ランプが告げているのに、瞼が命令に逆らうようにゆっくり瞳を覆っていく。
起きろ自分、寝てはダメ……。
私はフタをした、自分の心と強さに。
でも、どうしても胸がワクワクしてしまう。
昨日のケンカだってそうだった。
寝るな、寝てしまったら自分が壊れるだけだ。
バラバラに砕ける、だけ…だ……――――――
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