ミニでなにが悪い!!
「ありがとうございましたー!!」
店員さんの明るい声を背中に、私は買ったばかりのメロンパンに齧りついた。
おいひぃー。
ムシャムシャ、もぐもぐ…
帰路を歩きながら晩ご飯を頂戴した。
ふと、どこかで騒いでる音がした。
なに…?
こんな夜中に、なんて不審がる私。
音は公園の方かららしく、私は軽い気持ちでそこに立ち寄った。
「……う…あ…たすけ……」
「さっさとくたばっちまえよ。しぶといなぁ…」
「おい!こんなところにバットあんぞ!」
「おー!持って来てくれ!!」
なんとも残酷。
私の頭にはそれしか浮かばなかった。