ダンデリオン*リング ~真心の愛~
僕は高校に入ると、バスケットボール部に入部した。

身長が高いのを生かして、運動ができると思ったからだ。


僕が部活動をしている時、たまに女子が「きゃ-!コッチ見た」

「綾斗くーん!!」などと黄色い声を上げたりと、


小学生時代とはまったく別でもてるようになった。

男でも恋すると変れるものなんだと知った。

そのきっかけを作ってくれたのが、彼女。



亜美だった。



今日も一日、部活をがんばったと思う。

僕は1年生だからレギュラーにはまだ遠いが、

毎日遅くまで一人残って練習をしている。



今日ももう遅いから帰ろう・・・。

さっさと着替えをすませて帰る用意をした。

ガチャ。

部室の鍵をしめて、鍵を職員室まで返しにいった。

「おー、渡辺君毎日遅くまで残ってるねー」

「あ、すみません。
 いるも遅くまで残っていて・・・。
 先生の帰りが遅くなるんじゃないいんですか?」

「そんなことないよ。
 私も一応学年主任だからね。
 バスケ部顧問もやっているから別にいいじゃないか」

「そうですか・・・。
 じゃあ、僕はこれで失礼します。 
 先生さようなら」

「帰りきおつけけて帰りなさい。
 さようなら」


僕は家に急いで走りながら帰る。

家に帰っても、宿題や予習、復習はかかさない。




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