ダンデリオン*リング ~真心の愛~
今日は部活は休みだったので、久しぶりに浩史の家に行った。

何でも、ノートを見せてほしいのと遊ばないかと
以前から誘われていたからだ。

浩史とは小学生の頃からの付き合いで、親友だ。

こいつは能天気で結構気分や所も多いが僕は嫌いじゃない。


同じクラスになって、なぜかまた亜美の近くにいる。


幼馴染で運命共同体のような関係の二人。

僕は浩史の家の前についた。

隣が彼女の家か・・・。


近くて遠い存在。

彼女への恋心はまだ、僕の心の中にある。


浩史の家のチャイムを鳴らす。


ピーンポーーーン



「はい、月城です」


「こんにちは、渡辺綾斗です。
 浩史君はいますでしょうか?」

「あ!なんだ綾斗お前かよー。
 まってろ、今玄関開けるからさ」


ブチッ!


インターホンの切れた音がした。
 
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