ダンデリオン*リング ~真心の愛~
突然後ろから肩を叩かれた。

ポンポン・・


「クロミー、今由香いないのかよ?
 教室にもいないからさー。 
 何処にいったかしってるか?」


3人でご飯を食べている最中に、
浩史が現れた。


どうやら、由香に用があるようだ。

しろしが由香に用事って、
何?だろう・・・。

「しろし、由香に何か用事なの?
 今日、由香は放送部お昼の担当なのよ」

「そうか。食事中に悪いな。
 じゃあ、俺はこれで退散しますか」

浩史は三人の逆方向に歩いていった。

「なんだったのかしら?」

「さあね~??」

「しろし・・・?」

三人には疑問の一文字しか浮かんでこなかった。

しろし、一体なんだったのよ・・・。




浩史はその後、廊下にいた。

そこに、一人の男子が窓側に腰掛けて立っていた。



「おーーい、健太ー!
 ごめん、今教室に佐野さん居なかった。
 悪いな、役にたてなくて」











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