ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「お嫁がどうかしたた?」
「うーん。あれかな?
ジューンブライト。
6月に結婚したら、幸せになるって話」
私のお父さんとお母さんは6月に
結婚してないんだよね。
お腹におにいがいたから、
出産してから、結婚式したっていってたっけ。
できちゃった婚ってやつか。
今風に言えば。
結婚って言葉は、
あまり私は考えたくなかった。
今はいっぱい遊んで、料理して、
沢山思い出を作りたい。
「6月の花嫁ってやつか?」
「そうだね。
まあ、日本じゃ6月って梅雨の季節だから。
晴れた日の結婚式って少なそう」
6月の花嫁。
憧れるよね、普通女の子だったら。
私は・・・・・。
「クロミ、お前箸落としてるぞ。
何か考えごとか?」
「何でもないから、気にしないで。
はい、コレお持ち帰り用の分。
タッパーはいつでもいいから返すの」
「ありがとな」
浩史と一緒にこうしてご飯を
食べる時間が沢山あったらいいなと、
時々思う。
でも、かなわない願い。
今の時間が大切なの。
「うーん。あれかな?
ジューンブライト。
6月に結婚したら、幸せになるって話」
私のお父さんとお母さんは6月に
結婚してないんだよね。
お腹におにいがいたから、
出産してから、結婚式したっていってたっけ。
できちゃった婚ってやつか。
今風に言えば。
結婚って言葉は、
あまり私は考えたくなかった。
今はいっぱい遊んで、料理して、
沢山思い出を作りたい。
「6月の花嫁ってやつか?」
「そうだね。
まあ、日本じゃ6月って梅雨の季節だから。
晴れた日の結婚式って少なそう」
6月の花嫁。
憧れるよね、普通女の子だったら。
私は・・・・・。
「クロミ、お前箸落としてるぞ。
何か考えごとか?」
「何でもないから、気にしないで。
はい、コレお持ち帰り用の分。
タッパーはいつでもいいから返すの」
「ありがとな」
浩史と一緒にこうしてご飯を
食べる時間が沢山あったらいいなと、
時々思う。
でも、かなわない願い。
今の時間が大切なの。