ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「綾斗、すまないな。
そして、ありがとう」
裏庭には木々が生えており、
その隙間風が二人の間を通る。
蝉もミンミンと、求愛の音を奏でる。
「僕の初恋は失恋に終わったか。
初恋が実らないって噂。
本当だったんだ」
「え、俺と亜美も初恋同士だけど。
別れ?!」
「はいはい、今はそんなこと
言わないし、ありえないだろ。
君と亜美は、本当に思いあって、
好きで好きでたまらないんだろう」
「綾斗が変なこというから!
焦ったじゃないか。
びっくりさせるな、この!」
ポカン!
「はは、殴ることないだろう?」
バチン!バチン!
「何で仕返しにビンタ。
しかも、2回も」
「やられたら、やり返す。
2倍返しでね」
「このやろうーーー!!」
「この、幸せものが」
そして、ありがとう」
裏庭には木々が生えており、
その隙間風が二人の間を通る。
蝉もミンミンと、求愛の音を奏でる。
「僕の初恋は失恋に終わったか。
初恋が実らないって噂。
本当だったんだ」
「え、俺と亜美も初恋同士だけど。
別れ?!」
「はいはい、今はそんなこと
言わないし、ありえないだろ。
君と亜美は、本当に思いあって、
好きで好きでたまらないんだろう」
「綾斗が変なこというから!
焦ったじゃないか。
びっくりさせるな、この!」
ポカン!
「はは、殴ることないだろう?」
バチン!バチン!
「何で仕返しにビンタ。
しかも、2回も」
「やられたら、やり返す。
2倍返しでね」
「このやろうーーー!!」
「この、幸せものが」