ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「でもさ~、亜美と浩史が付き合うことに、
 なっちゃって、びっくりだったよ~。
 でも、並ぶと浩史が少し小さいよね?」


恋して、彼氏いていいな~亜美。
私は、結構好みのタイプじゃない。
あの二人はね。


「え。百合ちょっと、酷いよ。
 身長8cm位しか、違わないし。
 もう、いいじゃな別にさ」

「そうだよね~。二人はお似合いだよ。
 百合も早く彼氏、ほしい・・。
 亜美、誰かいい人いない?」

「いい人ねー。で、好みのタイプって
 どんな人?百合、だうなの?」

「う~ん、やっぱり百合を、
 守ってくれる人かな~?
 かっこいいのもいいし、ワイルドで大人。
 長身とまでは、まあいっか」

クールで守ってくれる。
かっこいい、長身ね・・・。


「大人な人がいいわけ?
 綾斗はどう?かっこいいけど。
 クールじゃない?」


「え~、綾斗?まあ、百合のタイプだけど、
 ワイルドというより、のほほんだもん。
 いっつも近くに居る、
 友達としか思ってないし」


綾斗はのほほんだもん。
百合の好みでは、ないな~。
顔はいいんだけどね。


友達としか、思えない。

だって、綾斗は亜美が好きっぽかった。

いっつも、亜美ばかり見ていた。

それに、ライバルも多いんだよね。

綾斗、モテモテだから。

 
 
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