ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「そう、私の昔の友達も、百合の好みとは、
ほど遠い奴ばっかりだし。
ごめんね、紹介できなくて」
うーん、中学時代の同級生って、
あんまりいい奴はいなかった。
逆に告白されて、気まずくなって。
友達としても、付き合っていけなくなった。
「いいよ~。何処かで出会いがあるかも、
しれなし。はあ、中学時代の男も、
顔だけで、へたればっかり。
百合の理想が高すぎるのかな~?」
いや、そうでもないかと。
「ま、百合も可愛いんだから、
あんまり急がなくても、いいんじゃない?」
「そうだよね!?百合も可愛いから。
絶対に彼氏できるよね?」
「そうだよ。百合性格悪くないしさ。
まあ、恋バナもここまでにしよっか。
水着買いに来たんだから」
百合は性格いいのかな?
自分ども、わからない。
彼氏って、いいな・・。
「ぶ~。亜美冷たい。
自分は彼氏、できたから。
幸せです。みたいな~?」
「違うよ!百合。
今までが今まで、だったから。
あいつとはさ、幼馴染同士でもあり、
恋人になって、日も浅いし」
浩史から、告白してきて、
私も恋人として、認識するの
まだ、恥ずかしいのよね。
能天気で、人当たりもいいから。
もてってたことは、モテてたけどね。
浩史は、年上の人にモテるのよ・・・。