ダンデリオン*リング ~真心の愛~
旅行の準備が終わっていたので、

朝食を食べに、下に降りてきた亜美。

朝から、テレビからニュースの音が

聞こえてくる。


「おはよう、お母さんとおにい。
 今日はバイト朝までだったの?」


竜平が、珍しく朝早くから起きているので、

以外だなと思う亜美。

眠たそうな顔をしながら、トーストを

頬張っていた。

亜美が降りてきたことに気づいて、

「亜美、お前今日から別荘に行くんだな。
 いいよな、高校生は。青春してます?
 て感じがじわじわとするぞ」

「もう、いいじゃん。夏休みだしさ。
 おにいなんか、高校時代に、
 毎年8月は海外行ってたじゃん。
 青春とか、うーん違うの?」


おにいだって、青春してたじゃん。
海外で彼女作ってさ。
今でも続いてるのは、すごいと思う。

「俺だって、大学生だし。あんま、
 子供っぽいことが、できなくなった。
 て話さ。俺、もう成人してるし」


「話と何にも関係ないじゃん」







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