ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「はい、男達は1階の部屋。好きなとこ使っていいよ」

亜美の指差した方向には、3つの扉が見えていた。

男4人には、3部屋。二人は相部屋のようだ。


「女の子は、鍵付きの2階の部屋だから。これ、鍵」

女の子は男子と一緒といこともあって、今回は鍵付きの部屋。

2階には6つの扉があった。

「亜美、2階の部屋余ってるんだったら誰か2かい「駄目なんだよね。2階の二部屋は、
 お父さんの書斎とお兄ちゃんの部屋だから」

「だから、絶対に駄目。男の子は、一人ソファーでも床でもいいならそこらへんに寝てもいいよ?」

「「「「・・・・。」」」」


何か、俺彼氏扱いされてなくないか?


「文句がある人、手あげてー」


し~~ぃん



一応男女8人屋根の下、何が起こるかわからない。

用心にこしたことはない。


部屋割りの結果、浩史と健太が相部屋になった。

亜美曰く、由香の部屋に侵入するかも。とぼそって言った浩史の責任だ。

健太も、あは~とか笑っていた。

こうして、8人の別荘での生活が始まったのであった。





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