ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「しろし、あんたね・・・・。
 中学生でもないんだから、なんてこ・・・・キーーンコーーン


カーーーンコーーーン



キーーンコーーンカーーーンコーーーン


予鈴のチャイムの音により、亜美の声は途中で途絶えた。

今は早く教室にはいるべきである。


「しろし、あんた由香の荷物机に置いてきて。
 保健室には、代わりに私が行くから」

「いや、俺のせいだから俺がい「うるさい!!私が行く!」・・・」

「・・・わかった。荷物は机に置いておく・・・。
 由香、ごめんな。本当にごめん!!」

浩史は荷物を持ちながら、由香に何回も謝った。

由香も亜美の隣でそれを聞いていた。

「浩史くん、大丈夫だから。
 擦り傷、保健室で処置してもらいに行くから大丈夫だから。
 そんなに謝わらなくてもいいよ」

「本当にごめん!!
 クロミ、後は頼んだ・・・・。 
 先生には、俺から事情を話しておくから」


「よろしく・・・。
 百合、梨乃ごめんチョット保健室に行って来るね」


「大丈夫?じゃあ、百合達先に教室でまってるね」


百合子と梨乃は教室に入っていった。

その後に続くように、浩史も教室に入っていった・








< 59 / 177 >

この作品をシェア

pagetop