ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「えっと、亜美ちゃん子の人は?お友達??」

「あ、由香紹介するねー。
 彼女は 谷口 梨乃さん。
 今朝友達になったの。朝紹介しようと思ってたんだけどね。
 ほら、保健室行っちゃたから、紹介しそこねたんだ」

「はじめまして、私のこと梨乃でいいから。
 お互いタメでいいかしら?」

「はじめまして。佐野 由香です。
 私もタメでいいから・・・・。
 梨乃ちゃんって呼んでもいいかな?」

「ええ、別にかまわないわ。
 ちゃん付けなんて、小学生以来の呼ばれ方だわ」


朝の(廊下で転んだよ事件?)で詳しく由香のこと
言ってなかったからなー・・・・。
由香が今年入学と同時に引っ越してきたこと言わないと。


「あのね梨乃「はいはーーーい!!百合、参上!!」って」


ドーーーーーン!!


突然前から百合子が飛び出てきた。

「わわっと」

百合が亜美に体当たりするような形で登場してきた。

「百合、(どーーーん)て体当たりしてこないでよ・・・。
 私びっくりだよ。こけそうになったよ?」


「えーー、百合体当たりなんてしてないよー?
 亜美の勘違いさん!
 でー、みんなは何処の席~?
 百合は~、3番で~す」

「百合、あなた亜美に体当たりしといて危うくこけそうになったのに・・。
 謝りなさい。下手をしたら亜美が怪我する所だったのよ?!」

「え~、百合悪くないのに・・・・。
 もう、亜美~ご~め~んね~?
 百合も~、ふざけてやったんじゃないんだよ~」

百合は梨乃に言われたためか、亜美に謝ってきた。





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