ダンデリオン*リング ~真心の愛~
「おーい、クロミ。お前席どうだった?
 俺最悪だよお前の前だし、一番前だし先生にあてられるは見られるわだ!!」


亜美達がいる所に、浩史がひょっこりと現れた。

浩史はくじを亜美に見せ付けていた。

「16番。しろし、1番前なんだ。
 私の前なの・・・。
 居眠りできないわね。あんたよく居眠りするから・・・」

「なんだとー!!お前に言われたかないね。
 お前とまーた近くか・・・。
 幼馴染の運命だな、もうこれは・・・」

「まあ、しろしとは腐れ縁の仲。
 よろしくねー。てか、綾斗は?」

「あいつかー?確かもう全員引き終わってるはずだけど?」

黒板の前で綾斗が席の確認をしていた。

全員くじを引き終わって、回りでがやがやしている。

綾斗が席を確認し終わって、こちらにやってきた。


「浩史、ここにいたんだ。
 あ、亜美と由香も一緒だったんだ。
 席順なんだけど、僕は25番だったよ」

「綾斗は1番後ろかよ!!
 くー、うらやましい!!!
 なあ、席変わってくれよ・・・。こそりと」

「浩史駄目だよ。僕も1番前嫌だし。
 浩史と亜美は一緒みたいだし。」


「ねぇ~、そこのかっこいい男子二人は誰ですか~?亜美?
 亜美のお友達~?それとも~彼氏~?」

百合は浩史と綾斗を見ながら亜美に聞いてきた。

少し天然パーマ、白いけどかっこいいのか?浩史。

爽やか系でかっこいい 綾斗。


一方、二人は百合を見た。



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