ダンデリオン*リング ~真心の愛~
(渡辺くん身長私と一緒位になってるし、なんか顔が整ってるというか。)


亜美は昔の同級生の変貌ぶりに少しびっくりしていた。


「渡辺くん、こちらこそよろしく。」


間をわって浩史が話しかけてきた。


「クロミの高校初のお友達の名前は?」

「かわいい子だし、お前と身長差すごい違うな。」


由香はぺこりとお辞儀をした。


「いちいち身長のネタださなくていいの!!」

「彼女は佐野由香ちゃん。今年の春こっちに引っ越してきたばかりなんだって。」


「はじめまして、さっ佐野由香です。よろしくお願いします。」

「亜美ちゃん、こちらの2人は?お友達?」


突然由香に2人のことを質問された亜美であった。


「えーっと、こっちの天然パーマが幼馴染の月城浩史。」

「そして隣のさわやか君は、しろしの友達の渡辺綾斗くん。」


「月城君と渡辺君でいいのかな?」


浩史はにっこりと笑みを浮かべながら話してきた。

「どーも佐野さん。俺のことしろしとか浩史とかでいいから。」

「月城君なんてむず痒いからさ。呼び捨て、タメでお願い。」


綾斗はそれに続いて話しかけてきた。


「僕は渡辺綾斗。2人とも好きに呼び捨てでかまわないよ。」

「2人とも呼び捨て、タメえでもいいかな?」

「これから1年一緒のクラスだし、仲良くしたいから。」











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