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あ-あ…嫌われたかな。
そんなこと考えてたらまた涙が出てきちゃったよ…。

「ね-ね-なんで泣いてるの-?!」

チャラい感じの男の人2人が話し掛けてきた。

「…。」

やばい…かも。
怖い。

「無視~??」

「…。」

「無視って聞いてるじゃんかよ?」

怖い怖い怖いっ。

「い…や…」

「なにがだ…うわっ」

男の人達の後ろには

「隆二君…?」

「てめぇら人の女に手ぇ出してんじゃねぇよっ」

追いかけてきてくれたんだ。
拒んだのに。

でも、人の女なんて言っちゃだめだよ。
隆二君。

あたし…バカだから、期待しちゃうよ?

知らない間に男達は消えて隣に隆二君がいた。

「追いかけてきちゃった♪
けど嫌って言われたから遠くでみてたらナンパされててやばそうだから来ちゃっ
た…ごめん。」

本当に優しすぎるよ。

「うぅん…ぁりがとぉ…さっきは…ごめん。」

「いいんだ。でもなんで泣いてたの?」

それは…言えない…。

「…。」

「あっ、言いたくないんならいいんだ!!」

「ん…ごめ…」

「何も言わなくていいから、聞いててくれない?」

「…ぅん」

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