運命で繋がってる。
扉から、見たことのある人物が出てきた。
・・・・・。
咲:「おじさま!?」
理:「おぉ~。咲ちゃん。久しぶり。また随分と可愛くなって…。」
咲:「えっ?はい。おじさまのほうこそ、お体は大丈夫なんですか?」
理:「そんなんへっちゃらだよ。」
咲:「危なっかしいんですから、十分気をつけてくださいね。」
理:「へいへい。昔っから柚月ちゃんに似て、心配性だな。」
っ。ひーがコッチを見てポカーンってしてる。
だよね。まぁ妥当な反応だよね。
姫:「あのー。」
咲:「はい。紹介します。こちらは私のおじの灰原 総十郎様です。」
理:「様とか、恥ずかしいからやめなよ。」
姫:「あ。申し遅れました。私、咲さんと仲良くさせてもらってます。桜沢 姫乃と申します。何卒よろしくお願い致します。」
姫ももちろん令嬢だから、礼儀正しい。
やる時はやるっていう子なの。
理:「いいこだね。改めまして、咲のおじの灰原総十郎です。咲の事よろしくたのみますね。ところで咲。こんな可愛い子、どこで捕まえてきたんだい?」
咲:「幼馴染だよぉ。」