貴方の事が大好き。
つりあがった眉。
ライトで眩しいのか細めてる目。高い鼻。
王子様って感じの顔立ち。
「......大..丈夫..だから.。」
男の人は表情ひとつ変えず冷たく言った。
声は低く弱々しかった。
「いやッ絶対大丈夫じゃないです よね…………。」
どうすればいいかわからずあたふたする私。
今まで1人で自分なりにやってきて、いざという時何にもできないなんて情けない。
そんな私を呆れた用に見て、“はぁ”と溜め息1つつく男の人。
「.....肩かせ。」
と言いながら、私の肩に手をおいて立ち上がろうとしてる。
肩に重さがずんときた。
私は、男の人の体を支えるように腕をつかむ。