訳アリLife(仮)
眠れる美少女
「失礼します」
入った保健室には、誰もいなかった。
「先生もいないのかな…?」
あたしはとりあえず、ベットに入った。
「…」
1人になると、勝手に頭が動く。
脳内を、"あの人"が支配する。
眼鏡が壊れたことによって、警戒が激しくなった。
もちろん、新しい眼鏡を買いに行った。
今も眼鏡はしてる。
「はぁ…」
知らぬ間に、ため息をついていた。
──最近続いた寝不足。
あたしは保健室ってことに安心して、
眼鏡をはずして眠りについた───…